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宇宙の広さ



太陽をバレーボール大(1/140億)にして距離を測った場所が東京にあるそうな。
天体歴史博物館のアプローチにあると放送大学で見た。
水星、金星、地球、火星は岩石型惑星だそうで、木星、土星は水素を主体にしたガス星。
歴史的に望遠鏡の無かった時代に天体を観測した理由が判った。

 天文学の天文とは、天の紋様として眺めていた星々は恒星(太陽のように自ら輝く星)で、あまりに遠くあるために地球の自転で動くように見えてはいるが、位置関係は殆ど動かないのに対して惑星は、迷える羊の如く明らかに違う動きをしているのを発見し、それらを神からの予言だと考えたのだそうだ。
神の声だろうと考えて観測して、言葉を充てたのが占星術の始まりなのだそうです。
日本の遺跡群にもイギリスのストーン・ヘンジのように石を並べたものが北西を指しているそうで、夏至の太陽の沈む方向だそうで、太陽を崇める信仰だそうで、沈んでも翌朝には復活するのに肖り(あやかり)、死者への鎮魂と復活を期待したと考古学者は読んでいるそうな。イギリスのストーン・ヘンジは南東だそうで、夏至の朝陽が中心に向かって差し込むのだそうです。
エジプトのピラミッドも、インカの遺跡にも夏至が関係しているそうですね。

 水金地火木土天海冥(すいきんちかもくどってんかいめい)と覚えた惑星の冥王星が惑星から外されたショックは大きかった。外された理由は数多くの太陽系外縁天体が発見され、冥王星の周回軌道のズレと月ほどの大きさなどを考慮して、太陽系外縁天体に組み込んだのだそうです。
そこには、何十万と数えるのも面倒な程、小さいのが数多く存在しているのだそうです。
数多くと云えば、火星と木星の間にも何十万とも何百万とも星屑があり、それらが年間2万トンとも云われる流れ星の材料なんだそうですね。
 
 太陽から惑星までの距離(推測するのに、AUの数字に10メートルで換算してみてぇ)
水星        0.38AU (5千8百5万km      
金星      0.723AU (1億8百45万km
地球      1AU (1億5千万km
火星      1.524AU (2億2千8百万km
              この隙間は星屑だらけ
木星      5.203AU (7億8千45万km
土星     9.539AU (14億3千8拾5万km
天王星  19.18AU (28億7千7万km
海王星  30.09AU (45億9百万km 

 宇宙を受講していると、そのスケールの大きさ故に人間の悩みなんざバイ菌の屁でもないと、言葉が汚くて申し訳ないのですが、他に言葉が浮かびません。
その昔、大阪の南部に庭付きのマンションを買ったぞ〜なんて喜んでいたけど、広いの狭いのって喜怒哀楽するのさえ悲しくなるほどの宇宙の広大さ。

 大阪へたまには遊びに行きたいかもと距離を測ってみたらたったの200kmそこそこ。自転車で走れるんちゃう? 

 宇宙は拡大しているってのは今や常識。1秒間に1000kmもの速度で広がっているんだそうです。
ビックバンって宇宙の始まりだそうだってのも常識だけど、それ以前をインフレーションと呼んで、1秒の何兆分の単位で拡大し、その始めの方にビックバンが存在していて、それ以前には現存する周期表の元素である物質の内、膨大な熱による核融合で水素とヘリュームが生成されたそうで、以下の炭素などを生成する時間も無く冷えて行ったのだそうです。故に、炭素を含む重い元素は恒星で鉄を最後に生まれ、金やウランなどの重い元素は超新星(恒星が寿命となって爆発した状態)の爆発した中心で高温、高圧の環境でのみ生成された。
インフレーションから現在まで137億年±2億年だそうで、かなり正確なんだそうですね。そして寿命が後100億年だそうですが、どうなるのやら。

 元素の周期表
宇宙の広さ_f0064891_22344868.png



 現在の人類が元素を有効利用させてもらえるからこその文明の利器。化石燃料を燃やさずにプラスティックにして後世に遺すべきだと考えています。
金属に代わって、炭素繊維で飛行機の本体や翼まで作られる時代になり、炭素繊維と合成樹脂の複合剤でこそなし得たもの。 食べた弁当の箱を洗ってリサイクルしようっと。ゴシゴシゴシ

by kattyan62 | 2012-03-17 22:27 | 天文学