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ナノ・テクノロジー


民放では無理であろう番組を作ってくれるNHKが好き。

 随分と昔ですが[電子立国日本]て連作で、当時に最前線で頑張った人たちの協力で写真やフィルム、再現などを観せてもらえ、仕事にもヒントになり、社員にも観ろと言い、本もそれぞれにプレゼントしたものです。

 数日前から[ナノ・レボリューション]のタイトルでナノ・テクノロジーの先端技術とその応用が紹介されました。
医療の現場でも、ナノのサイズだからこそ出来る医療で、完治の難しい病の治療や、早期発見の難しいガンなども受診者の負担の全くない検査方法が研究されており、日本の技術は世界でもトップクラスなのだそうだ。
しかし、実際の医療現場では、保守的な要素が強く残っているように思います。

 赤ちゃんが下痢をしていると総合病院を訪れた夫婦に、様子を見ましょうと判断し、泣き止まないし下痢も治まらないと数度訪ねても同じ回答で、とうとう幼い命が消えた。下痢の原因は公害によるものだった。
受け付けた看護師と医者の対応に腹が立って大声を出してしまった。 イギリスのドラマだったんですけどね。
現実にありそうなストーリーです。日本でも、救急患者を受け入れない病院をたらい回しされ消えた命もあった。
行政、政治家の行った医療改革は、嵩む医療費の削減の一点だけに注目した結果なのだ。
小を犠牲に大を生かすとの考えが裏にあるのだろうが、消えた命は一つしかない。

 僕が会社員で営業をしていたことがある。中堅の菓子メーカーが怪獣の卵の名で売り出していた菓子は、金属を卵形に成形し、中央で二つに割れ、中身のチョコと景品が子どもに好評で、毎月数十万個も納品していた。或る日、社長が卵の断面が薄い金属で怪我をする危険があるから、もう一工程増やしてでも安全にしようと言ってきた。それはコストに反影され、売値も上げなければならないことになるからと拒否をした。
二社で生産していた相手があるために、売値を上げることは困難だったのだ。 ところが、社長の不安が的中した。子どもが指を怪我したと訴えがあり、菓子メーカーから改造案の提出をと要求があった。
社長は僕が拒否したにも関わらず、勝手に改造のテストをしていたのだった。
この事案を分解すると、技術者としての社長が提案しても、営業は、予算を盾に拒否するシステムが出来てしまっていたのです。社長を教授などの識者に代え、営業の僕を政治家とか経営者とすれば、東電の設備の不備、情報隠しなどの構図も見えてくる。

 呼吸器科で、僕には発作時の特効薬だと申告したストメリン吸入は置いていないと言ったが、薬局で聞いたら置いてあるそうだ。それをドクターには言っていない。嫌われると今後の治療障害になるかもと思うからだ。
数日前から、調子がベストではない。こんな時にストメリンがあれば、何の苦もなく改善していたやんかと思った。しかし求めても無いのだから、処方されて現在は飲んでいない錠剤を探した。気管支喘息改善薬と気管支系抗生物質を飲んだ。 数時間が経って発作様の症状が改善された。ストメリンは副作用を考えて処方しないのだと察した。 ネエちゃんドクター あんたはええ人や〜  
ナノ・テクノロジーの可能性は大きいようだ。今後に期待したい技術のようだ。
 
 今日、四日も陽が暮れた。 

by kattyan62 | 2012-01-04 17:27