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男と女、人間関係。 人って?



rr-tsuさん義母嫁さんがデートした記事を読ませていただいた。

 大阪時代に、心斎橋筋を歩いてみると、女同士で手を組んで何が可笑しいのか笑いながら歩く姿を見掛けることが少なくありません。
それが、年配者と若い子であっても微笑ましいものです。しかし、男同士で並んで歩くまでは許せても、手を繋いだり、組んだりする姿を見掛けませんし、見掛けた時は良からぬ想像をしてしまいます。

 何故、そう考えてしまうのかを考えてみましたところの結論ですが、男は自立しているためではないでしょうか?
自立とは、経済的にでもあり、一家を成しているであろうがために、人を頼らないのが普通という概念があるためなのでしょうか?

 僕が息子と手を繋いだ記憶は、小学校へ上がって間もなくまでだったでしょう。
ヨチヨチ歩きをしだした娘は、歩くのを嫌がり、ダッコダッコと泣いたが、息子はダッコを嫌がり、独り歩きを好んだのでした。ヨチヨチ ポテチン  

 お伊勢さん参りをしました。ヨチヨチ歩きの息子の後を娘とみっちゃん、一番後ろを歩く僕。
中学生らしい女の子の集団が、亀柄のエプロンを被った息子を取り囲み『可愛いっ』『キュート』と叫びはしゃいだのを思い出します。 中学生から家業を手伝い、個人の家庭へ伺うと奥さま方からモテモテで、知らぬ間にお小遣いを握らせてもらったりしていたのです。息子の別名「年増泣かせ」

 みっちゃんが、娘と二人旅行をしたことがあります。
飛騨高山へ行きよりました。確か娘が高校生の終わりだったか、大学の頃だったでしょう。

 息子が親父と二人で旅行がしたいと言ったのは、中学生だった頃のことで、今も心残りのことがあります。
行った先は、息子の希望で明治村へ。
心残りになっているのは、帰り道のナビをした息子の鈍臭さに腹を立てたことです。そんな自分が許せないのです。子どもたちの目から見て、何かと問題の多い親父だったのではと自戒しているのですが、過去は取り返せません。ハハハ すまんのう 

 娘と姑さんは、仲が良いとか悪いとかは過ぎ去り、今や娘天下のルールが出来上がったように思えます。
孫たちも、親の前で都合が悪くなると祖父母の部屋へ逃げ込んで行ったり、夕飯のメニューを見比べて決めたりしているそうなのだ。ハハハ 智慧が付いたのう
彼女らが嫁いだとして、舅姑殿らと賢く付き合って欲しいものです。

 人間関係って、親子、兄弟、姉妹、男女、舅姑、会社の上司、同僚、部下など、色んな形で接点がある。
アイが日本に居た頃は、教授から助手のバイトを頼まれ、バイト先のレストランでも重用され、経営者からも同僚からも愛され、バイトが退職するのに送別会まで開いたと社長夫人から聞いた。大学内図書館員から聞いたことに、アイは卒論用のコピー用紙を使い放題を許され、本の貸し出し期限すら解除されていたのだそうだ。人を惹き付ける何かがあったようだ。 確かに頭脳は明晰で人に対しての優しさも真剣で裏が無い。しかし、僕には暴君的な面もあった。アイが吐露したことの一つに、信頼と甘えがそうさせたのだと。
アイが去る日、アイも僕も笑ってハグをして別れた。 


 

by kattyan62 | 2011-11-15 00:02