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中国インターネット


NHKのドキュメンタリー

 現在、中国のテレビ、新聞などのメディアは完全に報道管制下にあって、一党独裁政治の歪みが見え隠れしているようです。
 四川省で一つの事件があった。国営の化学工場を民間に下し、従業員には5億円の保証金が充てられたそうだが、誰一人として1円の給付も受けられず会社は倒産。機器や土地まで売却されたが、その資金すら消えてしまったのだそうだ。
そこで、従業員の一人が裁判所へ訴えたが却下され、不満に思って色々な役所へも訴え出たが、全てが却下されたと言う。 そこで息子にパソコンを教えてもらい、ブログを作成し投稿するも、政府機関から削除されてしまったそうだ。 彼はブログの有名人に取材を申し込み、3日間で20人の元従業員のインタビューを撮影し、動画を投稿した。
 
 現在の経済発展の中国にあって、甘い汁を吸おうと躍起になっている役人たちが居るらしい。
留学生のアイからは、政府批判の声は聞けなかったが、自動車運転免許証を取得する手っ取り早い方法として買うことができるのだそうだ。その他の資格などにも見られることなのでしょう。 当然なように発生している特許商品の模倣、i phoneなどは、発売される前に中国では怪しげながら使える物が売り出されたのだそうだ。

 中国の家電を検索してみたら、ダイソンの羽の無い扇風機が2000円〜4000円で数種販売されている。
メンテナンスや、故障修理の保証も怪しいもんだと思うのですよ。

 日本の家電メーカー純製のテレビが消えるかもしれないと云うニュースもある。
韓国に生産数でトップの座を譲ったそうだが、一時期、色んな製品でアメリカ製を抜いてトップになった日本だったが、製品のオリジナル製が失われ、多国の部品で構成されて一つの製品が出来あがっているのは、コストが下がり、安い製品を買えるのはありがたいことだけど、物を作って経済発展してきた日本の生きる道は険しいのです。 
この不安を乗り越えるには、政府、行政、大学や民間企業が一体となって、日本丸の行く末を考える必要がありましょう。言い出し兵衛が出るには、まだまだ苦境に落ちてしまう必要があるのでしょうね。


 

by kattyan62 | 2011-11-06 20:40