2015年 04月 29日 ( 1 )

プチ旅行


 浜松市に越してきて、娘のお誘いがない限りは遠方へほとんど 出掛けなかったのですが、
天浜線 THL(天竜浜名湖線)の全駅何処まで乗っても100円でんねんパスを娘に貰った。
お陰で、過日は掛川へ行くつもりが古墳群があるよ細谷(ほそや)で途中下車したのです。
古墳の傍に寺が建てられ、散りゆく桜を眺めて痛む足を休めてたら掛川まで行けなくなっちゃったんです。

 土曜日、日曜日は忙しくしたので休日にした月曜日、そして火曜日はリベンジの掛川行。
天浜線の観光案内パンフには、お城の情報は僅かで大半がお店の宣伝。
掛川駅を降りると、隣はJR 在来線と新幹線駅。駅を背にメインストリートを北上すること約1kmで大手門へのアプローチ。
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 天守閣へ向かう道右にチケット売り場があり、殿様の御殿、美術館、天守の三ヶ所で510円。
御殿を拝見。
床の間の掛け軸の書  何て書いてあるのか聞くにもだ〜れも居てへんねんもんね。乞うsouuさんの知識。
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美術館を出て順路を歩いて直ぐのところにお茶室があります。お茶室といっても随分と広いんです。利休の3畳、4畳半の侘び寂びが届かなかったんでしょうかね。
入り口で靴を脱いでいると、着物姿のおばちゃんがお茶代の510円を受け取ると廊下を先行し、十畳はあろうかって茶室に案内され、座布団代わりの非毛氈を指し「どうぞ」と言うて立ち去らず、僕の前にペタン。「どちらからいらっしたんです?」に始まり、数分のお話を遮るように菓子が運ばれ、菓子を挟んでお辞儀。
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普通、本日の菓子はあやめを模した涼しげな菓子でございますって説明があるでしょ?
「本日の菓子は⚪️⚪️店の和菓子です」だって。菓子を前に「今日はどちらからおみえですの?」
「浜松? 遠州人にしてはイントネーションが変ですね」いいえ、そちらが可笑しいんでしょうに。

 菓子があり、お茶が運ばれてきた。お三方で一番の年長者でしょう。案内してくれた方に依ると、市内のお茶の先生が交代で茶を点てにおいでなのだそうです。普段はお弟子さん相手に、作法を教えておられるのでしょう。”すいません、着物が膝の辺りで割れているんですけど、気付いてぇ〜”

 天守閣階段下で半券を渡すと「階段が急ですので転げないようシッカリと手すりをお持ちくださいね」
僕「ハイ、万が一の時、落ちそうになったら電話をしますね」一瞬、フリーズしたおばちゃんが笑だし「ええ、電話してくだされば急いで支えに参りますわ、ホホホホ」
二階、三階に展示物があるのだけど、ほんの僅かしかありません。本身の槍が一槍見られたのが救い。
天守におじさん? おじいさんが居られ、案内をされるのかと思うとお城の知識を殆どお持ちじゃなく、悪戯防止が目的のシルバーセンターから派遣されたのだそうな。がっかり
予備知識を仕入れておいた朝比奈氏が1469年に着手、1487年に完成し、後に山之内一豊さんが主な改修を行った事。山之内一豊さんの妻千代さんは内助の功の最たる人で元禄小袖の発明者でもあると、司馬遼太郎の[功名が辻]の知識だと披露して辞した。

 帰路の大門で忍者発見。
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 忍者の手には英語でタガーと呼ぶ両刃のナイフで威嚇されたと思うと「お城を背景に写真をお撮りしましょうか?」あら〜 顔を隠しておられるけど若い女の子じゃないですか。
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 電車が動きだし、幾つ目かに[森まち駅]とあり、横に森の石松と書かれた看板も。
清水の次郎長が子分、森の石松の浪曲を針仕事をする母の背に持たれて聞いていた遠い日を思い出します。

 次回は森駅にしようか、それとも反対方向へ?
 
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by kattyan62 | 2015-04-29 14:59