ちょっと奥さん家の今夜は?


 毎日、毎回の献立を考えるのが面倒でしょうね。
手抜きすると茶ぶ台をひっくり返すなんて一世代昔の亭主のエゴが、ある種の引き金になって奥さまの料理の腕前が上がるな〜んて計算した男の話です。

 随分と前のブログにも書いた話だけど、新婚も数ヶ月が経ち、主婦の何たるかの知識がなかった当時に、仕事の疲れと通勤電車の乗り換えの煩わしさもそのままに茶ぶ台に向かうと、身重の妻がコロッケを買ってきて、店の木舟のままテーブルに置いていたんです。
身重の妻を思い遣る優しさより怒りが先行し、「コロッケは構わないけどせめて皿に乗せろや」と茶ぶ台をひっくり返してしまったのです。
愛しているのに何でやねんと今も悔いが尾を引いているんです。
身重の辛さ、出産の苦しみを具体的に知らず、四人の子持ちだった姉から「出産は病気じゃないから」を信じて出産そのものを軽く考えていたんです。年を追い、出産の何たるかを知る毎に”もっと優しくするべきだった”と思うのです。子供を産み育てた世の奥さま方へご苦労さまでしたね。

 料理の話でした。
予定はフレンチ、鶏肉のマスタード風味一人前なんですが、食べ切ったハッシュド・ビーフも作り置きしたいと考えているんです。
先日、ポテトサラダの玉ねぎとキュウリに塩をしたんですが、孫らには辛くて混ぜてしまったキュウリを選り出したんです。FaceBookに載せたら軽く茹でるのが正解みたいと知ったどと娘に話すと「辛くない玉ねぎがあるねん」と連れてってくれたスーパーで同じようなのの中から「うんこれ」
炊事を始めて約10年にもなろうってのに玉ねぎの辛味抜きさえ知らなかったのですからね。
娘が言う「料理は化学なんよ、紅茶にレモンを入れると色が消えるやろ? 濃い塩気のものを塩抜きするのは呼び塩をして浸透圧で塩を抜いてるのもな」
一々ごもっともでござります。しかしですぞ、僕が浜松に来て粗6年目になりましょうに、娘の手料理ってのは運動会のお弁当以外には、風邪の発熱で身体が怠い時に「食いもんを頼む」と電話したらお粥を届けてくれた一度だけなんです。そこで思うに、きっと甘えが出てしまうであろうから自炊を出来る限り続けるのがよろしいかと思うのです。

 今日のFaceBookの友達が[お彼岸だから父の墓参り」と投稿されていたのですが、いわゆる節季の祭り事に疎く、法事さえした事がない奴ですから、当然ながら娘、息子も引き継ぐはずです。
数日前、娘が「時期だからお母さんに」とその店の一番のデコポンを指したのを遮り「どうせ僕が食べるからこっちでええよ」と半値くらいのをバスケットに入れたのです。勿論、持ち帰り仏壇にお供えして二日後の食後に頂いたのですが「しまった〜二つにするか、あの大きい方にすればよかったやん」
自分の食べるもんくらい自分で買えよって言うやろなぁ〜 うちの娘なら。

 娘と過ごした時間の中で、僕の知らない妻を聞くことができます。
娘夫婦の会話を聞いてた妻が言ったそうです「あんたらが羨ましいわ」と。それは、簡単に言えば友達夫婦って事でしょう。前述の僕の思い遣りに欠けた言動が後々までも彼女に一線を画させたのかもしれません。合理的思考の強い僕が40歳の声を聞いた時に「これからは男とか女って壁を取り払って言いたい事はどうぞ」と宣言したけれど、彼女には新婚当時の記憶は消せなかったのかもしれません。猛反省中
 
 娘が言うには、僕の思考を精神科医が診たら「あなたは気付いていないかもしれませんが、明らかにナントカ欠陥的失調症です」と診断され、薬を処方、身体障害者の認定をされるぞだって。
そう言われ、人から「ユニークな発想」と口にしながら”おっさんは変人”とラベルを貼られています。
そういえば、僕の若い頃には病ってのはシンプルなものだったように思います。当然ながら周囲や家族の理解を得ることが難しく、ご本人が苦しんだ事に名前が付き、一部では市民権を得て精神科を明るく受診できるような社会になったのは良いことです。

 桜が咲き出した?
いえね、雨の日、強風の日は出られません。なので天浜線気賀駅近くの桜並木のある都田川堤防へ行きたいと思いながら日を過ごしています。洗濯物を畳まないと〜と思いながらも山積みにし、着替えは山の中から掘り出しております。妻が見たら「人に言う前に自分を見ろよな」すいません。
夕飯を作るぞ〜
 
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by kattyan62 | 2015-03-18 19:59