孫とのひととき


肉じゃがを届けに家を出た。

 鍋のままにラップをし、レジ袋に入れて出た。
自転車で揺れても大丈夫だろうけど、今日は風が強いので金指駅(かなざし)に向かった。
駅には電車が停まり、僕を待ってくれている。乗った駅を記すチケットを取り忘れたが、若い運転手は構わないと言ってくれた。

 向いの席のおばあちゃんが会釈をしてくれ鍋を見ている。
ハハハ、若い時と違い、また田舎のことですから気にもせず鍋を席に座らせた。

 娘の家に着くと、娘は留守で2孫+友達で、もっと田舎のSちゃんが居た。初めまして。
姑さんが台所に居て、挨拶もそこそこに猫と孫らと遊んだ。
姉孫が幼稚園へ遊びに行こうと言うのに誘われ、4人で歩いた。
子どもは人懐っこい。直ぐに友達になった。 
幼稚園の運動場へ入ると、サキちゃんと姉孫が職員室へ行ったら居残り先生が3人居た。
運動場を使わせてもらう事の許しを請うと愛想良くどうぞと言ってくださった。

 ブランコに乗り、鉄棒で逆上がりをした。あいつらは動き回る、走り回るのに着いて行けない。
誤摩化すのに「何かお菓子でも買いに行こや」と誘ったら、姉孫がタイ焼き屋が出来たと言う。
案内をしてもらって屋台まで行った。クリームと餡があるそうで、子どもはクリーム、大人は餡となった。
先生方には両方を買い、サキちゃんが届けた。
サキちゃん『先生、何で残ってるだに?』 

妹孫の担任『仕事よ』

 僕「ウソですよ、仕事の振りをしてるだけなんよ」

先生『もう〜本当に仕事をしていますって。ごちそうになります。丁度お腹が空いてきてたから嬉しいです』

 僕「満腹でも甘い物は別腹でしょ? 賄賂ですので妹孫の内申書よろしくね。有名大学に入れるように書いてくださいね」

先生『ええ、判りました。オールAにしておきますね』

 僕「こんな賄賂で済んだら、全員がオールAになりそうね。今ね、4人で秘密結社をつくりましてね、先生を太らせよう会ってのをね。僕が理事長に就任いたします」

先生『ホホホ、クックック 太りたくな〜いです』

 孫を家まで送り、蜜柑を二袋買って家を出た。
家に着いたら娘から電話があり、入れ違いだった事、忙しいから夕飯が助かったと言って切れた。
今度は、自信を持る味にして届けてやろうと考えている。

 
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by kattyan62 | 2011-12-09 18:28